近代登山発祥の地 山好きも初心者にもやさしいコースが待っている。

 空前の山ブームでにぎわう六甲山。「一度は登ってみたい」山ガールも、「昔はよく登山をしたんだけど」なんていう“合ハイ”世代も、有馬温泉からなら安心して山気分を味わえる。「紅葉谷」と「魚屋道」、裏六甲の代表的な二つのルートと六甲有馬ロープウェイを組み合わせてコースを選ぶ。もっともお手軽な“下りだけ”トレッキングコースは、ロープウェイに乗って有馬温泉駅からわずか12分で山頂駅へ。そこからゆるやかな下りが続く谷筋「紅葉谷」を歩く。途中、秀吉も愛した湧き水を味わいながら散策する3時間。有馬に戻れば温泉とビールが待っていると思うと足取りも軽くなる。

ロープウェイ有馬温泉駅

朝9:30の始発から20分おきに運行するロープウェイに乗って、山頂まで12分の空中散歩を楽しむ。

鼓ケ滝に癒される

駅から5分ほど歩いたところにこんな立派な滝の姿が。登山でなくても浴衣姿での散歩にも人気のスポット。

眼下に広がる緑のじゅうたん

桜、新緑、紅葉、雪景色と季節感あふれる山の表情を眺めながら500mを一気にのぼっていく。

六甲山頂駅

ここから少し歩けば六甲ガーデンテラス。天気がよければ展望台からは明石海峡や関西空港が見える。

紅葉谷ルート

ここからいよいよ山歩きへ。イヌブナ林の間から差し込む木洩れ日を浴びながら、ゆるやかな下りをすすむ。

幻の名水「高塚の清水」

国産サイダー発祥の地でもある有馬。飴をなめながら蛇口から出る飲用泉を飲むと、天然のサイダーが味わえる。

炭酸泉源公園

国産サイダー発祥の地でもある有馬。飴をなめながら蛇口から出る飲用泉を飲むと、天然のサイダーが味わえる。

※掲載している内容は2011年12月現在の情報です。

街の裏話

 神戸岡本から六甲山を越えて有馬温泉に来るという約5時間コースは関西の登山の定番コースだ。登山が今のようなレジャーになるずっと前から、温泉を求めて湯治客や修験僧は六甲を越えて有馬へやってきた。その歴史は街にも深く刻まれている。六甲川にかかる「杖捨橋」の名の由来は、杖をついてやってきた湯治客が有馬の湯につかって元気になりここで杖を捨てて帰った、という逸話から。今も登山口には地元の人たちが杖捨て箱を置いて、年に1度これらを供養する法要をいとなんでいる。

 裏六甲は初心者向けのコースはもちろん、谷間の高低差が激しくクライマーの練習場としても人気。山と温泉が楽しめる有馬は、スイスの山岳リゾートにも負けてないと思うんですけどね。

有馬もうひと旅、ツアーいろいろ

  • 東六甲夜景ツアー
  • 六甲山トレッキングツアー
  • 神戸新長田下町散歩
  • 神戸岡本スイーツ散歩
  • 丹波篠山アート体験
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